ヒゲを含む体毛には「毛周期(もうしゅうき)」と呼ばれる生え変わりのサイクルがあります。

ヒゲ脱毛を受けた方や受けようと思っている方の中には施術のペース(間隔)を不思議に思っている方もいると思います。どうせなら一度で終わらせたいし、短い期間で早く済ませたいですよね。

でも、ヒゲ脱毛のペースにはしっかりとした理由があり、そこにはヒゲの毛周期が関係しています。毛周期は脱毛を一度で終わらせられない理由でもあるので、脱毛前に予備知識として頭に入れておくとヒゲ脱毛が理解できます。

ヒゲの毛周期について

毛周期とは?
ごくごく簡単に言えばヒゲの一生みたいなもので、ヒゲが作られ伸びる「成長期」、毛母細胞の分裂が止まる「退行期」、抜け落ちて次の毛が生えてくるまでの「休止期」があり。この成長期→退行期→休止期のサイクルのことを言います。
毛周期 約6ヶ月
抜けてから生えるまで 1ヶ月半~2ヶ月

ヒゲの毛周期(一生)という意味で言えば約6ヶ月前後になります。
ただし、ヒゲ脱毛で言うところの「今生えていない毛(ひげ)が生えてくるまでの期間」で言えば約1ヶ月半~2ヶ月程度と言えます。

ヒゲが生えてくるまでの期間

人の体にはヒゲ以外にも様々な体毛が生えており、毛周期は生えている部位(場所)によって異なります。

ヒゲとは?」でもまとめていますが、ヒゲは1日に平均0.3mm伸びると言われており、ヒゲ1本が一生に伸びる長さは約6cmと言われています。1日平均0.3mm伸びるとすれば、200日(約半年)が生え変わりのサイクルでありヒゲの毛周期と言えます。

あくまでも平均で個人差は大きいので、すぐに抜け落ちてしまうヒゲもあれば、半年以上どころか数年伸び続ける毛もあり、様々です。

テスト

何メートルものヒゲの長さを持つ人が少ないのは毛周期の関係上それ以上伸ばせないという面もあります。ただしここも個人差が大きいので伸びる人は伸びます。ギネス記録によると世界一は「5.5m」とも言われています。

ただし、クリニックで言うところの毛周期は「休止期~成長期までの期間」を指しているところが多く、抜け落ちてから生え変わるまでの期間(再生スピード)として約1ヵ月半〜2ヵ月と言われています。

毛周期は個人差も大きいので一概には言えず、クリニックでは便宜上4〜6週間と決めているだけです。あくまでも目安として2ヶ月程度と考えておきましょう。

施術の間隔を8~12週ほどあけるのは次の毛が生えるまでの期間であり、できるだけ多くの毛が生え揃ってから治療を受けた方が一回あたりの脱毛効果が高くなるからです。

毛周期から考えるヒゲ脱毛

  • ヒゲがなくなるまでにどれくらいの期間・回数がかかるのか?
  • なぜ1回で終わらず継続的に通わなければならないのか?

疑問に思う方も多いかと思いますが、要は脱毛は毛周期で言うところの成長期に当たるヒゲしか処理できないからです。

レーザー脱毛や光脱毛(フラッシュ脱毛)の場合はメラニン色素に反応する光を使います。毛穴に十分な色素が残っていなければ毛根の働きを抑える効果は期待できません。

この色素が最も多く、よく反応するのが毛根部分(毛乳頭)が黒くて大きい成長期の毛だと言うことです。そのため、退行期や休止期の毛には照射しても効果がありません。

休止期に入っている毛は、時期を待ち、毛穴から毛が出てきたタイミングで施術を行わなければならないため、複数回に渡りやらなければいけないわけです。